キャラカクテル体験記

2018年12月20日木曜日

日記

t f B! P L
キャラカクテルを出してくれるお店、「BARBlueWood」に行ってきました。
とりあえず記憶を忘却してしまわないように画像付きで記録を残そうとした結果ブログになります。

「独立都市リヴィラ」 ユリウス&ルシエラ




1話書いたのはもう数年前なんだけど未だに2話が更新されないうちの連載作品の双子をイメージしてもらったもの。
青がすごい涼しげで綺麗なのこれ。めちゃくちゃ綺麗なの。最高。
でもこれ混ぜずに1口飲むとめちゃくちゃ辛くてめちゃくちゃ強いお酒でびっくりする。
ひえってなる。
これは写真右のグラスにちょっと隠れてるけど瓶に林檎がどぼんと入っているお酒の味らしい。
アルコール40%とかボトルに書いてあった。こわ。
これはどちらかというとユリウスのイメージらしく、瓶の中の林檎=ルシエラを必死に守ろうとしている姿、ということらしい。
強い。兄のガードめっさ強い。びっくりした。
ちなみにこの双子は物語の序盤、1話開始直前ぐらいのイメージなので、世界が敵だと思っている、お互いしか見えてない頃の二人です。
そういう閉じた世界にいる、という表現も含めてこの瓶から取り出すことのできない林檎のお酒を選んでくれたそうだ。
すてきすぎない。
でもめちゃくちゃ強い。
ルシエラのほうは青リンゴのモナンで、臆病でまだ幼いルシエラのイメージで、林檎合わせになるように選んでいただいた。
この頃のユリウスはルシエラが幼いままでいれるように頑張っているところなのでこれは、これはほんとうれしい。
双子に林檎のイメージは今までなかったのだけどこれからちょくちょくモチーフとして使うかもしれない……。
かわいい……林檎……林檎双子……。



混ぜるとこんな感じで綺麗な水色になる。
こうしてしまうとそこまで甘みが強くなって、アルコールもそこまで強いと感じなくなるのでとっても飲みやすい。
二人合わさってこその味、と思うととても、とてもエモい。
リヴィラの導入は、子供が街に迷い込むというのが前提で、最初は少女か少年、どちらか一人にしようと考えてたのですが、どっちでもやりたいエピソードあるなぁどっちしようかなぁと悩んで決まらなかったという経緯があります。
結局どっちも選べないから男女の双子になった、という作劇の都合でこの双子は生まれました。
いやでもこれ飲んではっきりした。
双子にしてよかった……。
おそらく、ルシエラだけなら甘すぎてきっとたどり着く前にのたれ死んでたと思うし、ユリウスもここまで攻撃的なら多分街にうまくなじむことができなくてもっとすさんだ生き方になっていた気がする。
この二人は二人だから生きていけてたんだろうし、二人揃ってたからまだぎりぎり全うな子供でいられたのだろうなと。
最高かよ……。
あ、ちなみに写真に写ってるイラストはイメージを伝えるために即興でその日に描いてたものです。
目を塗った段階で「飽きた」とかぬかした私をみかねて山田(@yamada_asari)が塗ってくれました。
でも実際はオーダーの時にタブレットの充電が切れてて(その後充電してたのでカクテル完成時には間に合った)結局ブログに載せてた過去の年賀状絵を使うことになったという。
ほんっとに申し訳ねえ……。




こちらが双子のオーダーシート。
余談だけど自分も同行した山田も猛然とした勢いでシート書き上げてたのが最高におもしろかったです。





というわけでキャラカクテル体験記でした。
自分の解釈を、自分では想像もできない方法で形にしてもらい、それを飲むことができるというのはなかなか楽しかった……。
しかもおいしい。お酒おいしい。
一応おさらいとしてはオリキャラを頼むときはちゃんとイメージカラーをぴしっと決めておくといいとおもう。
画像を見せるときは物理に出力してもっていたほうが事故が少ない……。
ポストカードぐらいのサイズのものが一番ちょうどいいと思う。


ここからは完全に自分語りなんだけど、今回の体験でキャラカクテルだけでなくカクテルについての興味が俄然増した。
自分は炭酸飲めない(ビール、チューハイが全滅)、辛めのお酒は苦手(焼酎とかの強めのお酒が全滅)、ワインの苦みも得意ではない。
けど、アルコールには強く基本的に酔わない。
お酒の味もお酒を飲むという行為も好きだけどどうしても割高なジュース、みたいな感覚が強かったのが今回で完全に覆った。
もっとカクテル飲みたい……。
多分しばらくしたら家に酒瓶が増えたりとかする。きっとする。
でもうちはお酒飲めるの自分ぐらいだしキッチンにそこまでのスペースもないんだよなぁ……。
実家に置かせてもらうのが一番いいけど、車で行くので飲むと帰れなくなってしまう。
どうにか家でカクテルを楽しめるようになるか、行きやすいバーとかないかなぁ。

とにかくとても楽しい瞬間でした。
創作意欲がもりもり出てくるからこれから頑張って書いていきます。
ありがとうございました。

Novella

糸繋ぎ、四季踊る
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